Saturday, August 29, 2015

花色の本棚ミステリなふたり ? la carte / 太田忠司 - 花色の本棚 - FC2


ミステリなふたり a la carte (創元クライム・クラブ)
【満足度】★★★☆☆

【あらすじ】

氷の女王と恐れられている愛知県警捜査一課の京堂景子警部補。
彼女のひと睨みはまるで氷の刃。
そんな彼女だが、家に帰ると料理上手な夫の新太郎が優しく出迎えてくれる。
そして、彼女の活躍の裏には、夫・新太郎の内助の功があったのだ。

美味しい料理と推理が詰まった短編集。

【感想】

初めて太田忠司さんの著書を拝読させて頂きました。
新太郎くんがカッコイイ。まさに内助の功。
こんなに料理が上手で優しくて頭も切れる旦那さま。素敵過ぎますね。
景子さんの職場と家庭でのコロっと変わる様子も面白い。
誰も氷の女王が夫の前だとこんな女性だとは思わないよね。お見事。
毎回出てくる美味しそうな料理に舌鼓を打ちながら、景子さんが持ってきた情報を元に新太郎くんと一緒に推理させてもらうのは楽しかったです。
短編集だから色んな謎に出会えて面白かったです。

【発行日】2013.8.30.

【発行所】株式会社 東京創元社

【登場人物】
京堂景子:愛知県警捜査一課警部補。県警内で「鉄の女」「氷の女」「氷の女王」などと呼ばれて恐れられている。その眼差しは冷徹で相手をすくみ上らせる。ショートカットの美人。夫の新太郎の前だとガラッと変わる。
京堂新太郎:景子の8歳年下の夫。料理上手。イラストレーターであるが、主夫業を優先して仕事をセーブしている。長い髪を後ろで縛っている美男子。景子から事件の話を聞いて事件解決への手助けをする。
生田:景子の部下。景子のことを恐れている。
間宮:捜査一課の古参の警部補。景子のことを「景ちゃん」と呼ぶ。

Source:

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