個人的に、Kindleの「アツいセール」は割引率が50%を超えたとき。
このレベルのセールを察知すると、つい勢いにかられてセール情報をひたすらチェックしてしまいます。
今回は、幻冬舎のおよそ2000冊の本ほぼすべてが50%ポイント還元セールになっておりなかなかアツいです。
そして、個人的に最近好きな木下半太の小説が「家族ごっこ」映画化記念で30%オフになっており、これが50%ポイント還元と組み合わさって結構お得なセールになっております。
セールは16日の日曜日までの見込み!
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木下半太 家族ごっこ映画化記念
たまたま過去のセールのときに買って読んで木下半太の小説。
これがなんというか、実に(いい意味で)くだらない話で、でも同時にちょっとサスペンスでどんでん返しの連続で。気楽に楽しく読める娯楽小説として1冊でファンになりました。
当時読んだのはこれ。
木下半太 幻冬舎 2013-11-27
で、この木下半太氏がなんと「家族ごっこ」というタイトルのオムニバス映画の監督として映画を撮ったみたいです(5作中2作監督)
映画『家族ごっこ』公式サイト
その映画の元ネタがこれ。(とりあえず今買った)
巨額の借金を抱えた男女四人が豪邸に集められた。彼らの責務は、ここで一年間、家族として暮らすこと。見知らぬ者同士が「家族ごっこ」に慣れてきたある日、貸主から次なる命令が下った。「隣の奥さんを寝取れ」。失敗したら四人に未来はない——。
木下半太 幻冬舎 2015-07-03
どれが面白いか、とか今のところ読んでる絶対数が少ないのでなんとも言えないんですが、ポイント還元合わせると1冊200円くらい。
娯楽小説読みたいならば2〜3冊試し買いしてみても損はないかと。
Amazon.co.jp: 木下半太: Kindleストア
幻冬舎のセール小説
その他、個人的に好きな、すでに読んだ本、買った本などおすすめいろいろ。
50%ポイント還元だと、気分的に1000円くらいの本でもかなり買いやすいです。
伊坂幸太郎
伊坂幸太郎の2014年発売の短編集。購入済み未読。
ちゃんと伊坂幸太郎らしく6つの短編が「つながる」ようになってるらしい。
伊坂幸太郎 幻冬舎 2014-10-10
森見登美彦
タヌキが主人公の京都を舞台にした森見登美彦小説。
個人的に一番好きなのは「夜は短し歩けよ乙女」なんだけど、これはセール非対象。
森見 登美彦 KADOKAWA / 角川書店 2012-09-01
この人の小説はとにかく文体や世界観が独特で、明治時代的な世界を現代に読む、みたいな不思議な感じがして、これが特に京都っていう舞台と相性が良くて、そこになんだか歴史を感じさせられて面白い。
ものすごい無理やりな俺的表現をすれば、有頂天家族は活字版の平成狸合戦ぽんぽこ。
森見登美彦 幻冬舎 2010-11-12
森見登美彦 幻冬舎 2015-03-20
恩田陸 不連続の世界
これもセールで買って読んでみたら、なんだかすごくハマって一気に読んでしまった本。
いわゆる短編ミステリー集なんだけど、どれもこれもどかーんて解決したりするんでなく、さらりと話が展開していき、さらりと解決がなされてしまう。
人によってはこれは物足りないんだろうけど、この淡々としたリズムで「ミステリー」になってる不思議な世界が楽しい。
そして、最後はいい感じにちゃんとひっくり返ります。
恩田陸 幻冬舎 2013-12-06
三浦しをん
今回のセールで見つけてそのまま買った本。
ドラマにもなってる「まほろ駅多田便利軒」とか「風が強く吹いている」の著者の作品。
いわゆる「昔話」を現代風に、三浦しをん風にアレンジした短編集らしい。
三浦しをん 幻冬舎 2013-12-13
山田宗樹
「嫌われ松子の一生」の著者山田宗樹。
以前セールで買って読んだ百年法が面白かったんで、期待して何冊か買ってみた。(百年法はセール対象外という…)
「人は不老不死の技術を手に入れたんだけど、法律によって百年経ったら死ななければならない」
割と中二な設定なんだけど、この設定でこんだけ「ガキ臭くなく」面白いのはすごくよかった。(でも百年法はセール対象外…)
山田 宗樹 KADOKAWA / 角川書店 2015-03-25
嫌われ松子の一生も、映画を見て活字は読んでなかったんで、この機会に読んでみようかと。
山田 宗樹 幻冬舎 2012-09-12
あとこっちは、百年法が面白いと思ったらいいと思う、ってレビューに書かれてたもの。まさに自分がそれなんで、期待して購入。
山田 宗樹 幻冬舎 2012-09-12
→ Amazon.co.jp: 山田宗樹: Kindleストア
その他おすすめ小説
初期のKindleセールの時になんとなーく買って読んでみたもの。「下品」ていうかエロ全開な短編集でありつつ、これもそれぞれの短編が繋がってて、そして実にいい終わり方をしてくれる。
今気がついたんだけど、ララピポ作者って「インザプール」の人だったんですね。俺こっちも好きだわ。
奥田 英朗 幻冬舎 2012-09-12
鴨川ホルモーの人の奈良を舞台にしたバージョン。
万城目 学 幻冬舎 2012-09-12
さだまさしが書いたもの。映画を見た。だんだん目が見えなくなってくっていう切ない話。
さだまさし 幻冬舎 2013-08-02
非小説系
プロニート(という逆説的な職業になった)phaさんの割と最近出た本。
pha 幻冬舎 2015-05-26
久住昌之 幻冬舎 2014-06-13
久住昌之 原作,土山しげる 画 幻冬舎 2015-04-17
橘玲 幻冬舎 2014-10-10
橘怜の本はほとんどが幻冬社なんで、セール作品多いです。
→ Amazon.co.jp: 橘 玲:作品一覧、著者略歴
タイトル見てすごい惹かれた本。ソマリアレポだとかイスラム飲酒紀行などの高野秀行のファンならば手を出したくなる。
麻枝光一 幻冬舎 2014-07-04
以下追記予定(執筆中
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