Wednesday, April 29, 2015

Kindleで電子書籍の切り売りが可能に - 平成鸚鵡籠中記 - JUGEM

 興味深いサービスですね。イメージ的には音楽家のアルバムの楽曲を、バラで購入できるアイチューンズみたいなもんですかね。これなら、例えば漫画でも『美味しんぼ』や『深夜食堂』のような読み切り形式のものの販売が、かなり楽になります。小説でも、短編の名手と言われるようなタイプの作家やショートショートを手がける作家は、作品のバラ売りで面白い商売ができそうな。ただその場合、iTunesにあるプレイリストのような機能はほしいですね。自分でお気に入りの短編実を集めて、自分だけの短篇集を作れるような。

●【Amazon、書籍の切り売りサービス「Kindle Singles」を開始】PC Watch

 Amazon.co.jpは、著者がもっとも適切と思う長さで書籍を出版できるサービス「Kindle Singles」を開始した。米Amazonではすでに提供済み。

 Kindle Singles対象の書籍は、30〜150ページ(400字詰め原稿用紙換算)で構成され、一冊あたり99〜399円で販売できる。書籍はKindle端末およびKindle用のアプリから閲覧可能。著者には最大70%のロイヤリティが入る。

 Kindle Singlesにより、短編の切り売りなどが容易にできるようになる。Amazon.co.jpは今後フィクションからノンフィクション、著名・無名作家に至るまで、さまざまな作品を厳選して提供していくと言う。また、コミックの取り扱いも予定している。

 30ページとなると、まぁ実質25ページぐらいの短編ですか。400字詰原稿用紙なら70枚ほど。漫画だと、24ページとか30ページぐらいの短編が、対象になりそうな。まぁそのぶん、発行点数が以上に多くなりますから、AmazonはAmazonでコレクション機能以外にもタグ機能とか、スマートアルバム機能とか、絶対に必要になるでしょう。そこら辺を、どこまで用意できるか? 正直Mac番野Kindleですら、コレクション機能との同期ができませんから、まずはそこからなんですけども。

いずれにしろ、自分も中途半端な量になっているエッセイとかコラムとか、コレで発売できたら面白そうなんですが……。

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