先週、弊社・藤田と私が著者に名を連ねる本「レスポンシブWebデザインテクニックブック プロが教えるマルチデバイス対応の手法 」が発刊されます(7/2発売開始)とお知らせさせていただいたばかりというのに、なんと今度は「Amazon Kindleブック制作&出版 完全マニュアル 電子書籍を魅力的に作って確実に売る方法」の発売が決まりました(7/12発売開始)。
これは、電子書籍における最大市場であるアマゾンで、誰でも自由に自分の書籍を発表し販売することのできるKDP(Kindle Direct Publishing)についてご紹介したもの。その仕組みから書籍の作り方、手続き上の注意点から、関連法令に関することまで、できる限り細かくご紹介しました。
ではなぜ今Kindle電子書籍の個人出版なのか。実はこれが、Webプロモーションの上でもとても大きな意味を持つと考えています。
みなさん、事業をやっているからには、自分の事業について、長年培ってきたノウハウや特徴があるものと思います。また、独自に工夫し取り組んでいることやこだわっていることも多いことと思います。しかしそれらを、Webサイトやブログで書いたとしても、それを読んでいただくのはなかなか難しく、また、営業現場においての訴求力も今一つということがあるのではないかと思います。
想像してみてください。
「実はブログ書いてるんですよ〜。」
と言うのと、
「実は今度、本を出しましてね〜。」
と言うこと。この注目度の差は大きいとは思いませんか? 例え双方同様に、さまざまな有用情報を書いていたとしても、その影響力には大きな違いが生まれると考えています。
また、この書籍は電子メディアです。ご自分のWebサイトやブログ、Facebookページ等々から直接リンクし、紹介していくことができるでしょう。その上、この書籍から他コンテンツへのリンクを張ることも可能ですし、リアル本ではできない、動画等を使った表現も可能になります。
その上それらが収入にもつながる可能性がある。ここがブログ等との大きな違いです。さらに言えば、その設定も自分ですべて可能。しかも、書籍の厚さによって縛られることもありませんから、例えば、リアル本で言うところの一章を単独本として安価に出版し、小刻みに著作を積み上げていくというような手法さえも可能になるのです。
このように非常に有用性の高いKindle個人出版。こういったサービスをうまく活用することで、これまでなかなか世の中に出てこなかった多くのコンテンツが表出し、結果、多くの有用情報が世の中に多く出ることによって、実は日本のコンテンツ・ビジネスがさらに活性化するんじゃないかといううれしい予感もあります。
是非みなさん、みなさんが持っている面白いネタ、どんどん世の中に出していきましょう!
Source:
http://www.woorks.co.jp/shimizu/2013/07/01/%E3%80%8Camazon-kindle%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E5%88%B6%E4%BD%9C%EF%BC%86%E5%87%BA%E7%89%88%E3%80%80%E5%AE%8C%E5%85%A8%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%80%80%E9%9B%BB%E5%AD%90/